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一般内科

当院では風邪、インフルエンザ、腹痛など日常生活の中での体調不良から生活習慣関連(高血圧,高脂血症、糖尿病、高尿酸血症など)など一般内科診療が可能です。院内採血(血球数、CRP,HbA1c)、尿検査、腹部超音波検査、レントゲン検査、心電図などの諸検査を行うことができます。

なお、発熱、咳、味覚異常などコロナウィルス感染を疑う諸症状については電話でのお問い合わせの上、対応させていただきます。

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高血圧

血管の壁は本来弾力性があるのですが、血圧が高い状態が長く続くと血管はいつも張りつめた状態に置かれます。

血管はいためつけられると次第に厚く、硬く変化していきます。これが高血圧にともなっておこる動脈硬化です。

 

動脈硬化は全身の血管に起こるため、脳出血や脳梗塞、心筋梗塞、大動脈瘤などの原因となります。

また血圧が高い状態がつづくと血液を送り出すポンプ、心臓に負担がかかり心不全になることがあります。

 

こうした合併症を予防するためには日々の生活で高血圧にならないように生活習慣に気をつける必要があります。

また、すでに高血圧になった人は血圧をコントロールすることが必要となります。

当院では管理栄養士による食事指導、生活習慣の改善を試みてコントロール不良な高血圧に対しお薬による治療を行います。

 

脂質異常症

血液中の脂質(コレステロール、中性脂肪)が多いために引き起こされる状態です。

余分な脂質は血管壁にくっつき硬く狭くしていき動脈硬化を引き起こします

 

高脂血症の原因として食生活、喫煙、飲酒、運動不足などの生活習慣、遺伝などがあります。

当院では管理栄養士による食事指導、生活習慣の改善を試みてコントロール不良な脂質異常症に対しお薬による治療を行います。

糖尿病

糖尿病は血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高くなる病気です。

人のからだは生きていくために細胞のなかにエネルギーとなるブドウ糖を取り込む必要があります。

その役割を果たすのがすい臓から分泌されるインスリンというホルモンです。

糖尿病はこのインスリンの量が不足したり、働きが悪くなったりすることによって細胞のなかに

取り込まれなくなったブドウ糖によって血糖値が高くなってしまう病気です。

 

のどが渇く、尿量が多くなる、疲れやすい、集中できない、傷が治りにくい、感染症にかかりやすいなどの症状が現れます。

また血糖値が高い状態がつづくと手足の神経障害、網膜の毛細血管の損傷による視力低下、失明を起こしたりします。

また、腎臓の毛細血管が破綻し腎機能の低下がすすむと腎不全となり血液透析が必要な状態になります。

 

糖尿病にはもともとすい臓でインスリンをできない1型糖尿病(10人に1人より少ない)と

生活習慣がもとで起こる2型糖尿病(10人に9人以上はこのタイプ)があります。

当院では内服治療と合わせ管理栄養士による食事指導、生活習慣をはかっていきます。

 

高尿酸血症、痛風

血液中の尿酸値が7.0mg/dlを超えた状態が<高尿酸血症>です。

この状態が長期化すると尿酸が結晶化し関節、皮下、腎臓などに沈着していきます。

関節に溜まれば痛風発作、皮下組織、関節に沈着するとコブのようになり痛風結節をつくります。

腎臓に沈着すると痛風腎を引き起こし腎機能を低下させます。

生活習慣が原因となることが多く、高血圧、高脂血症、糖尿病を合併することが多いです。

内服治療に合わせ生活習慣の改善が必要となります。

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